「グリーンピールとハーブピーリングは、同じものですか?」というご質問をいただくことがあります。グリーンピールは近年のハーブピーリングブームから生まれた施術ではありません。1958年にドイツで誕生し、世界60か国以上へ広がった、長い歴史を持つ独自のメディハルハーブトリートメントです。開発当初から肌本来の働きに着目し、ハーブの配合だけでなく、施術技術、専門教育、認定制度、施術後のホームケアまで、一つのメソッドとして受け継がれてきました。
この記事では、グリーンピールが誕生した背景から現在までの歴史、一般的なハーブピーリングとの違い、認定サロンで施術を受ける意味について、グリーンピールプレミアムサロン歴10年以上の麻布十番LOHAS BEAUTYが詳しく解説します。
グリーンピールとは
グリーンピールは、1958年にドイツで誕生した、天然ハーブを使用するオリジナルのハーバルトリートメントです。ドイツのシュラメック社によって開発され、現在では美容サロンだけでなく、病院、鍼灸院、美容院などでも取り扱われ、世界60か国以上に広がっています。
グリーンピールに使用されるのは、独自の配合でブレンドされた9種類の100%有機のメディカルハーブです。ハーブピーリングやケミカルピーリングに含まれている肌への負担が大きい酸やスポンジアはいっさい配合されていません。名称に「ピール」とついていますが、酸などによって角質を剥がすことを目的としたピーリングではありません。肌本来が持つ働きに着目し、肌状態や目的に応じて施術方法を選ぶ、独自のトリートメントです。

グリーンピールは1958年にドイツで誕生
グリーンピールの歴史は、創業者クリスティーネ・シュラメック女史による薬草研究から始まりました。1950年代、肌の不調やニキビ跡に悩む女性を助ける方法を探していたクリスティーネ・シュラメック女史は、植物やハーブの可能性に着目し、独自の研究を重ねました。そして1958年、肌の自然な再生力に着目したハーバルトリートメントとして、グリーンピールを開発。ドイツの皮膚科における肌ケアから、その歴史が始まりました。現在では「ハーブピーリング」という名称が広く知られるようになりましたが、グリーンピールはそのはるか以前から存在していた、元祖ハーブピーリングともいえるメソッドです。

グリーンピール誕生から現在までの歴史
グリーンピールは、ひとつの施術として誕生しただけではありません。正しい知識と技術を伝える教育体制を築き、皮膚科学の知見を取り入れながら進化を続けてきました。
| 年 | グリーンピールの歴史 |
|---|---|
| 1958年 | ドイツでグリーンピールが誕生。肌本来の働きに着目した独自のハーバルトリートメントとして始まる |
| 1967年 | 専門学校と国際トレーニングセンターを設立。正しい知識と施術技術を伝える専門教育を開始 |
| 1980年代 | フィンランド、アメリカ、韓国などへ広がり、世界各国の専門家がグリーンピールの技術を学ぶようになる |
| 1988年 | 創業者の娘であり、皮膚科医・アレルギー専門医であるDr. med. Christine Schrammek-Drusioが事業に参加 |
| 1990年代 | 皮膚科学の知見をもとにハーブブレンドや施術方法を発展させ、より幅広い肌悩みに対応 |
| 2010年 | グリーンピールがさらに進化し、肌状態や目的に合わせて選べる施術方法が充実 |
| 2018年 | グリーンピール誕生60周年。ドイツのビューティーフォーラム読者賞を3度目の受賞 |
| 現在 | 世界60か国以上に広がり、認定を受けた専門家によって提供されるハーバルトリートメントとして発展を続けている |
グリーンピールが長く受け継がれてきた背景には、単に「ハーブを肌に入れ込む」という施術ではなく、肌に関する専門知識、施術技術、ホームケアまで含めた独自のメソッドが確立されていることがあります。
なぜグリーンピールは「元祖ハーブピーリング」と呼ばれるのか
現在、日本には数多くのハーブピーリングがあります。しかし、「ハーブピーリング」という名称には統一された成分や施術方法が定められているわけではありません。使用される製品によって、ハーブの種類、酸の有無、スポンジアの有無、施術方法、剥離の程度、施術後のケアは異なります。

グリーンピールは1958年の誕生以来、独自のハーブブレンド、施術方法、専門教育、認定制度、専用化粧品によるホームケアまで、一つのメソッドとして体系化されてきました。グリーンピールが元祖ハーブピーリングと呼ばれる理由は、長い歴史があるからだけではありません。
- 1958年にドイツで開発されたオリジナルメソッドであること
- 独自に配合された9種類の天然ハーブを使用していること
- 肌状態や目的に合わせた複数の施術方法があること
- 専門教育を受けた認定者のみが施術を提供できること
- 施術後のホームケアまで体系化されていること
- 皮膚科学の知見を取り入れながら進化を続けていること
これらすべてを含めて受け継がれてきたものが、グリーンピールです。
グリーンピールと一般的なハーブピーリングの違い
グリーンピールと一般的なハーブピーリングは、名称が似ていても成分や施術の考え方、教育制度もまったく異なります。
| 比較項目 | グリーンピール | 一般的なハーブピーリング |
|---|---|---|
| 起源 | 1958年にドイツで誕生 | 新しい |
| 使用成分 | 独自配合された9種類の天然ハーブ | ハーブ、酸、スポンジアなど |
| 酸の配合 | 不使用 | 配合されている製品もある |
| スポンジア | 不使用 | 使用されている製品もある |
| 施術の考え方 | 肌本来の働きに着目した独自のメソッド | 製品やサロンによって異なる |
| 施術方法 | 肌状態や目的に合わせた複数のコースがある | 使用製品やサロンによって異なる |
| 剥離・皮むけ | コースや肌状態によってあり・なし | 製品や施術方法によって異なる |
| 専門教育 | 専門教育と国際ライセンス制度 | ブランドや提供元によって異なる |
| ホームケア | 専用ドクターコスメ・シュラメック使用 | 施術によって異なる |
| 施術者 | 国際ライセンス取得者のみが施術 | 施術やブランドによって異なる |
グリーンピールは「剥離させること」が目的ではない
グリーンピールというと、「顔の皮がむける施術」というイメージを持たれることがあります。しかし、グリーンピールの目的は、無理に皮をむくことではありません。施術後に古い角質が自然に排出される「シェド」が起こる場合がありますが、その程度には個人差があり、お肌状態によっても変わります。グリーンピールには、代表的な5DAYSだけでなく、肌状態やライフスタイルに合わせた1DAYなど複数のメニューがあります。大きなシェドを想定するグリーンピールだけでなく、日常生活への影響を抑えながら受けられるコースもあります。「たくさん剥離させれば、その分だけ効果が高い」わけではありません。赤みが出やすい、皮膚が薄い、乾燥しやすい、美容医療後に肌が不安定になっているなど、肌状態によって適した施術方法は異なります。現在の肌を正確に見極め、最適なサロンと最適なメニューを選ぶことが重要です。

グリーンピールから生まれた元祖BBクリーム
現在、BBクリームは世界中で使われていますが、その原点もグリーンピールと深く関係しています。クリスティーネ・シュラメック女史は、グリーンピール後の肌を保護しながら、赤みや肌の色むらを自然にカバーするための「ブレミッシュバルム」を開発しました。
このブレミッシュバルムが、現在世界中で使われているBBクリームの原型・元祖BBクリームです。一般的なBBクリームは、ファンデーション、日焼け止め、化粧下地などの機能をまとめた時短メイク用品として知られています。一方、シュラメック社のブレミッシュバルムは、施術後のデリケートな肌を守る目的・炎症をしずめるため生まれたスキンケア製品です。グリーンピールの歴史は、施術方法だけでなく、施術後の肌をどのように保護し、修復するかというホームケアの考え方にもつながっています。
グリーンピールに認定制度がある理由
グリーンピールは、認定されたエステティシャンや医師のみが提供できるオリジナルトリートメントです。日本のシュラメック公式サイトによると、施術を提供するためには専門教育を受け、グリーンピール国際ディプロマを取得する必要があります。また、国際ディプロマは一度取得すれば終わりではなく、3年ごとの更新が必要です。ここまで専門教育と認定制度が重視されている理由は、お客様の肌状態によって適切なコース、ハーブ量、施術方法、マッサージの強さ、ホームケアの選び方が異なるからです。特に、次のような肌状態では、施術前の確認と判断が非常に重要になります。
- 化粧品でかぶれたことがある
- 赤みや乾燥を繰り返している
- 皮膚が薄い・敏感肌と感じている
- アトピーやアレルギー、酒さ、皮膚炎がある
- レチノールやトレチノインを使用している
- レーザーやピーリングなどの美容医療を受けている
- 肌のバリア機能が低下している
- 過去にハーブピーリングで強い刺激を感じた
グリーンピールは長い歴史と確立された施術体系を持っていますが、どの肌にも同じように施術すればよいものではなく、安全性と結果の両方を考えるうえで、施術者の知識、経験、肌を見極める力が重要になります。
長い歴史があっても、肌を見極めることが最も重要
同じ「敏感肌」というお悩みでも、乾燥によるもの、化粧品の刺激によるもの、美容医療やピーリングの繰り返しによるもの、レチノールなどの使用によるものなど、肌が不安定になった背景は一人ひとり異なります。私自身も、ニキビ、アトピー、敏感肌、接触性皮膚炎、レーザーのやり過ぎによる超過敏肌、水さえしみるようなビニール肌など、さまざまな肌トラブルを経験してきました。その経験と30年のエステ経験で積み重ねてきた肌判断をもとに、使用している化粧品、過去に受けた美容医療、肌の薄さ、赤み、乾燥、生活環境まで確認し、その時のお肌に適した施術をご提案しています。歴史の長い施術だから、誰にでも同じ方法で行ってよいわけではなく、グリーンピール効果を最大限出すためには、現在のお肌が何を必要としているのかを見極めることです。
グリーンピールが世界60か国以上で受け継がれている理由
美容業界では、毎年のように新しい美容法やピーリングが登場します。そのなかでグリーンピールが1958年の誕生から現在まで受け継がれ、世界60か国以上に広がっている背景には、時代に合わせて進化しながらも、基本となる考え方を守り続けてきた歴史があります。
- 天然ハーブを用いた独自のメソッド
- 肌状態に合わせて選べる施術方法
- 専門家を育成する教育制度
- 認定資格を維持する更新制度
- 施術後の肌まで考えたホームケア
- 皮膚科学の知見を取り入れた継続的な進化
グリーンピールは、短期間の流行から生まれたハーブピーリングとは異なり、70年の歴史の中で培われてきた知識と技術が、専門家から専門家へ受け継がれ、現在のグリーンピールにつながっています。
グリーンピールの歴史を、実際の肌への結果につなげるために
グリーンピールには長い歴史がありますが、歴史があるという理由だけで施術を選ぶのではなく、ご自身の肌状態に合うかどうかを確認することが大切です。特に敏感肌、赤み、皮膚の薄さ、アトピー、美容医療後の肌不調などがある場合は、刺激の強さだけで判断せず、これまでの肌経過を確認したうえで施術方法を選ぶ必要があります。麻布十番LOHAS BEAUTYでは、グリーンピール認定プレミアムサロンとして、お客様のお悩みや肌状態を丁寧に確認し、適した施術をさせて頂いております。「自分の肌でもグリーンピールを受けられるのか知りたい」「以前受けたピーリングで刺激を感じた」「美容医療を繰り返して肌が薄くなった気がする」という方も、まずは現在のお肌についてご相談ください。
グリーンピールについてFAQ
- グリーンピールはいつ誕生したのですか?
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グリーンピールは1958年にドイツで誕生しました。薬草研究を背景に開発され、ドイツの皮膚科における肌ケアから始まったハーバルトリートメントです。
- グリーンピールは元祖ハーブピーリングですか?
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グリーンピールが元祖ハーブピーリングと言われる理由は、近年のハーブピーリングブームよりはるか以前の1958年に誕生しています。独自のハーブブレンド、施術技術、専門教育、認定制度、ホームケアまで体系化された、オリジナルのハーバルトリートメントです。
- グリーンピールとハーブピーリングは同じですか?
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同じではありません。「ハーブピーリング」は幅広い施術の総称として使われており、成分や施術方法は製品によって異なります。グリーンピールはシュラメック社が開発した固有のメソッドであり、敏感肌リスクのある酸やスポンジアは配合されていません。
- グリーンピールは必ず剥離しますか?
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必ず大きく剥離するわけではありません。施術コースや肌状態によって、シェドの程度には個人差があります。剥離させることだけが目的ではなく、肌状態に合ったコースを選ぶことが重要です。
- グリーンピールはどこのサロンで受けられますか?
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グリーンピールは、専門教育を受け、国際ディプロマを取得した認定エステティシャンや医師が提供するトリートメントです。施術を受ける際は、正規の認定サロンであることをご確認ください。
- 敏感肌でもグリーンピールを受けられますか?
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当サロンでは、敏感肌・アトピー・酒さ・皮膚炎でお悩みの方にもご来店頂いております。事前に赤み、乾燥、炎症、アレルギー歴、使用中の化粧品、美容医療歴などを確認させていただきます。肌状態によってはグリーンピールの施術を見合わせたり、他のメニューやまずはホームケアでの対応する場合もあるため、事前のカウンセリングが重要です。



