「夏になると、顔だけ真っ赤になる」「汗をかくと頬や額がヒリヒリする」「日焼け止めを塗ったら、かゆみや湿疹が出た」原因と対策
このような夏の顔の赤み・かぶれは、日焼けだけが原因とは限りません。
汗、紫外線、暑さ、日焼け止めや化粧品、エアコンによる乾燥、マスクの蒸れと摩擦が重なり、肌のバリア機能が低下している可能性があります。また、毎年繰り返す赤みの背景に、酒さやアトピー性皮膚炎、接触皮膚炎などが隠れていることもあります。
麻布十番LOHAS BEAUTYでは、敏感肌、赤みが出やすい肌、酒さやアトピーに悩む方、美容医療後に不安定になったお肌の肌質改善を多くさせて頂いております。赤みがあるときに必要なのは、あわててよく調べないでかゆみ止めの薬を塗ってしまうことではありません。まず刺激になっているものを減らし、洗いすぎ・こすりすぎ・塗りすぎをやめることが、夏の肌を守る第一歩です。
夏になると顔が赤くなる・かぶれるのはなぜ?
夏の肌は汗や皮脂でうるおっているように見えますが、実際には紫外線、冷房、洗顔、摩擦によって角層の水分が失われやすい状態です。角層には、肌内部の水分を守り、紫外線や摩擦、化粧品などの外部刺激を防ぐバリア機能があります。この働きが低下すると、赤み、かゆみ、ヒリヒリ、つっぱり、細かな湿疹が現れやすくなります。夏は一つの原因ではなく、「汗をかく→何度も拭く→洗いすぎる→冷房で乾燥する」という複数の刺激が重なっていることも少なくありません。
夏の顔の赤み・かぶれを起こす5つの原因
1.汗かぶれと摩擦
汗をかいたあとに、額、髪の生え際、鼻の下、あご、首などが赤くなり、かゆみやヒリヒリが出る場合は、汗と摩擦が刺激になっている可能性があります。汗を何度もタオルでこする、濡れたマスクや髪が肌へ触れ続けることも悪化の原因です。汗はティッシュですぐおさえ、皮膚が濡れたままにしないようにしましょう。
2.紫外線による赤み・日焼け
強い紫外線を浴びたあと、顔が赤くなり、熱感やヒリヒリを伴う状態が日焼けによる炎症です。日本皮膚科学会も、大量の紫外線は日焼けを起こし、長年の蓄積は光老化につながると示しています。日焼け直後に美白化粧品、レチノール、スクラブ、酸を使った角質ケアを重ねると、刺激が強くなることがあります。熱感がある間は積極的な美容を休み、肌を守るケアへ切り替えます。
3.日焼け止め・化粧品によるかぶれ
日焼け止めを塗った部分に赤み、かゆみ、細かなブツブツが出る場合は、配合成分による接触皮膚炎の可能性があります。
原因は紫外線吸収剤だけではなく、香料、防腐剤、基剤などの場合もあります。「敏感肌用」「オーガニック」「ノンケミカル」であっても、すべての人に刺激が起こらないわけではありません。赤みが出た直前に使い始めた製品はいったん止め、複数の化粧品を一度に変更しないことが、原因を見失わないためのポイントです。
4.エアコンによる乾燥・インナードライ
夏は皮脂が多いため、乾燥に気づきにくい季節です。しかし、冷房の風、洗浄力の強いクレンジング、頻繁な洗顔によって角層の水分は失われます。表面はベタつくのに洗顔後につっぱる、頬や口周りがヒリヒリする場合は、乾燥によってバリア機能が低下している可能性があります。さっぱりさせようと洗うほど、赤みと乾燥を繰り返しやすくなります。
5.マスクの蒸れと摩擦
マスクの内側は高温多湿になり、汗や皮脂が増えます。さらに頬、鼻、あごへ繰り返し摩擦が加わるため、赤みやかゆみ、ニキビのようなブツブツが出ることがあります。汗で湿ったマスクは早めに交換し、肌へ強く当たらないサイズや素材を選びます。帰宅後もゴシゴシ洗わず、刺激の少ない洗顔と保湿にとどめます。
原因別|夏の顔の赤み・かぶれの見分け方
| 考えられる原因 | 症状の特徴 | 出やすい場所・きっかけ |
|---|---|---|
| 汗・摩擦 | 赤み、かゆみ、ヒリヒリ | 額、生え際、鼻の下、あご。発汗後 |
| 紫外線 | 赤み、熱感、痛み | 日光を浴びた部分。外出後 |
| 日焼け止め・化粧品 | 赤み、かゆみ、ブツブツ | 製品を塗った範囲。新製品の使用後 |
| エアコン・洗いすぎ | つっぱり、ヒリヒリ、粉ふき | 頬、口周り。洗顔後や冷房環境 |
| マスク | 赤み、かゆみ、ニキビ様のブツブツ | 頬、鼻、あご。蒸れや摩擦部分 |
見分けるときは、赤みの強さだけではなく、「どこに出たか」「何を使ったか」「いつから出たか」「かゆみ・熱感・ブツブツがあるか」を確認します。経過写真、化粧品、食事、睡眠、体調も記録すると、自分の悪化パターンを見つけやすくなります。
夏の赤みを悪化させるNGケア
赤みがある肌へ積極的なケアを重ねると、回復を遅らせることがあります。次のケアはいったん休み、肌への刺激を減らしてください。
- スクラブ、ゴマージュ、拭き取り化粧水
- 洗顔ブラシやタオルによる摩擦
- AHA・BHAなどを使ったセルフピーリング
- 自宅用のハーブピーリング
- 高濃度レチノールや、塗るとしみる美容液
- 熱いお湯、長時間の入浴、サウナ
- 赤みを隠すための厚いメイクと強いクレンジング
赤みがある時期は、「何を足すか」より「何をやめるか」が重要です。普段は問題のない美容成分でも、バリア機能が低下した肌には刺激になることがあります。
顔の赤み・ヒリヒリを悪化させないホームケア
クレンジング、洗顔フォームや石鹸が負担になることがあります。当サロンでは、敏感肌、炎症を起こしているお肌、赤みが出やすい皮膚が薄いかたにはソーダスパプレミアム10000という炭酸フォームをおすすめいたしております。
紫外線対策は日焼け止めだけに頼らず、日傘、帽子、飲む日焼け止めサプリもおすすめです。日焼け止めで赤みが出た経験がある方は、同じ製品を無理に使い続けないことが大切です。
薬やステロイドだけに頼り続けたくない方へ
赤みや湿疹が出るたびに薬で抑え、やめるとまた繰り返す。「いつまで使い続けるのだろう」「薬以外の方法で肌を強くしたい」と感じている方へ当サロンにも、皮膚科の薬やステロイドを長く使用してきた方、薬によるアレルギーや副作用を経験した方、薬を塗り続けることに精神的な負担を感じている方が来店されています。
私自身も、皮膚科のステロイドによる薬害アレルギーを経験しています。そのため、薬を使うことへの怖さや、薬だけに頼らず肌を変えたいというお気持ちは痛いほどよくわかります。
その場で赤みを抑えることだけではなく、なぜくり返すのかの根本原因も見極めるために、肌への刺激、化粧品、美容施術、睡眠、ストレス、ホルモン、栄養、腸内環境まで見直していくことで、当サロンのお客様みなさまや私のように再発せず完全に健康な肌になっていけます。
夏でもグリーンピールは受けられる?
グリーンピールは、夏でも受けられます。顔が熱を持って真っ赤になっている、湿疹がじゅくじゅくしている、強い痛みがある、日焼け直後は落ち着いてからグリーンピールを受けていただくことで色素沈着の予防になります。跡になるのが気になるかた、再発を防ぎたい方はグリーンピールでお肌のバリア機能を強化していきましょう。
まとめ|夏の顔の赤みは、まず刺激を減らす
夏の顔の赤み・かぶれは、汗、紫外線、日焼け止め、エアコン、マスクの蒸れと摩擦など、複数の刺激が重なって起こります。赤みやヒリヒリがあるときは、スクラブ、セルフピーリング、レチノール、強い洗顔を重ねず、汗と摩擦を減らし、シンプルな保湿と紫外線対策を行います。
何度も繰り返す赤みは、「敏感肌だから仕方ない」であきらめなくても大丈夫です。お肌だけでなく、疲労、睡眠、ストレス、ホルモン、栄養などまで見直し、刺激にゆらぎにくい肌を目指すことが大切です。麻布十番LOHAS BEAUTYでは、敏感肌、酒さ、アトピー、美容医療後の肌、薬やステロイドだけに頼りたくない方の肌質改善をお手伝いしております。

参考資料
※本記事は一般的な美容・スキンケア情報を提供するもので、医療行為や診断を行うものではありません。呼吸困難、唇・舌・喉の急激な腫れ、意識障害など緊急性のある症状は、速やかな救急要請が必要です。






